マグカップは温めたほうが良いの?悪いの?

selective focus photography red cup of coffee 抽出
Photo by Vinícius Estevão on Pexels.com
selective focus photography red cup of coffee
Photo by Vinícius Estevão on Pexels.com

はじめに:なぜマグカップを温める必要があるのか?

コーヒーを淹れたら、まずマグカップを温める。
これは、コーヒー好きにとって常識と言えるでしょう。

しかし、なぜマグカップを温める必要があるのでしょうか?

温めたマグカップでコーヒーの温度を保つ

まず、温めたマグカップは、コーヒーの温度を保つ効果があります。


熱いコーヒーを冷たいマグカップに注ぐと、マグカップが冷めてしまい、コーヒーの温度が下がってしまいます。
温めたマグカップであれば、コーヒーの温度を一定に保つことができ、最後まで美味しく飲むことができます。

温めたマグカップでコーヒーの香りを楽しむ

温めたマグカップは、コーヒーの香りを楽しむ効果もあります。

コーヒーの香りは、温度が上がるとより強く感じることができます。
温めたマグカップにコーヒーを注ぐことで、コーヒーの香りがより引き立ち、より美味しく飲むことができます。

温めたマグカップでコーヒーの味わいを引き出す

温めたマグカップは、コーヒーの味わいを引き出す効果もあります。

コーヒーの味は、温度によって変化します。
温めたマグカップであれば、コーヒーの温度を一定に保つことができ、コーヒー本来の味わいを引き出すことができます。

マグカップを温める方法:電子レンジ、オーブン、湯通し

マグカップを温める方法はいくつかあります。

  • **電子レンジ:**電子レンジで30秒~1分ほど温めることができます。
  • **オーブン:**オーブンで100℃に予熱し、5分ほど温めることができます。
  • **湯通し:**熱湯をマグカップに注ぎ、数分間置いてから湯を捨てます。

温めたマグカップで美味しくコーヒーを飲むためのポイント

温めたマグカップで美味しくコーヒーを飲むためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • **マグカップは厚手のものを使う:**厚手のマグカップの方が、温度を保ちやすくなります。
  • **マグカップは事前にしっかりと温める:**マグカップが十分に温まっていないと、コーヒーの温度が下がってしまいます。
  • **コーヒーは熱めに淹れる:**コーヒーは熱めに淹れることで、温度を保ちやすくなります。

まとめ:温めたマグカップで、コーヒーをもっと美味しく

温めたマグカップは、コーヒーの温度、香り、味わいを引き出す効果があります。
温めたマグカップでコーヒーを飲むことで、より美味しくコーヒーを楽しむことができます。

ぜひ、上記のポイントを参考に、温めたマグカップでコーヒーを飲んでみてください。

と、ここまでは一般論になります

え?

ここから先は?って?

焙煎士の見解:冷めても美味しいコーヒー。

前述していたのはあくまで、
温かいうちは美味しいコーヒーに対してのアプローチ。

温かくないと美味しくないコーヒーに対してのアプローチとも言えます。

本当においしいコーヒーとは、どんなコーヒーでしょう?


「美味しい」とは、とても主観的な表現です。

なので、わたくし焙煎士の主観として申し上げると、
冷めても美味しいコーヒーが、本当においしいコーヒーだと思います。

甘さがあって、酸が綺麗で、両者のバランスが良く、
それらを支えるボディがあり、かつ、オフフレーバーの無いコーヒー。

そんなコーヒーは、冷めてもとても美味しいコーヒーです。

そう考える私は、マグを温めません。


コーヒーが60℃くらいになる頃が美味しいと感じますし、
60℃から温度が下がってきて、また別の美味しさが出てくるコーヒーは、
特に素晴らしいと思います。

美味しくないコーヒーは冷めてくると、
過度に酸っぱかったり、煙っぽかったり、藁っぽかったり、豆っぽかったり、ポップコーンのようであったりと、
温かいときには感じなかったフレーバーを強く感じます。

今までは、コーヒーを温かいうちに飲み切っていたかもしれませんが、
今度はぜひ、ぬるくなるまでじっくりとあじわってみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました