はじめに:コーヒーグラインダーの刃の種類
コーヒーグラインダーには、大きく分けて「フラット刃」と「コニカル刃」の2種類の刃があります。
2. フラット刃:豆を切るように砕く
フラット刃は、2枚の平らな刃が高速回転し、豆を切るように砕きます。
業務用グラインダーによく使用され、おなじみEK43やDittingシリーズ、Fellow Odeなどがそれにあたります。
- メリット:粒度調整がしやすい、均一な粉砕
フラット刃は、刃の隙間を調整することで、細かく挽くことも粗く挽くこともできます。また、粉砕が均一になるため、抽出ムラを抑えることができます。
- デメリット:摩擦熱が発生しやすい
フラット刃は、高速回転するため、摩擦熱が発生しやすいというデメリットがあります。摩擦熱によって、コーヒー豆の風味が損なわれる可能性があります。
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3. コニカル刃:豆をすり潰すように砕く
コニカル刃は、円錐形の刃が回転し、豆をすり潰すように砕きます。
ハンドグラインダーの、ほぼ全てがコニカル刃になります。
COMANDANTEやTIMEMORE C3などがそれにあたります。
- メリット:摩擦熱が発生しにくい、静音性が高い
コニカル刃は、低速回転で粉砕するため、摩擦熱が発生しにくいです。また、フラット刃に比べて静音性が高いというメリットもあります。
- デメリット:粒度調整が難しい、粉砕に時間がかかる
コニカル刃は、刃の形状が複雑なため、粒度調整が難しいというデメリットがあります。また、粉砕に時間がかかるというデメリットもあります。
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4. 自分に合った刃を選ぶ:好みに合わせた選び方
どちらの刃を選ぶかは、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
- エスプレッソなど、細かい粉砕が必要な場合は、フラット刃がおすすめです。
- ドリップコーヒーなど、粗挽きが必要な場合は、コニカル刃がおすすめです。
5. まとめ:それぞれの刃の特性を理解して選ぼう
フラット刃とコニカル刃には、それぞれメリットとデメリットがあります。それぞれの刃の特性を理解して、自分に合ったコーヒーグラインダーを選びましょう。
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