コーヒーケトルで淹れる至福の一杯!選び方・使い方・おすすめ商品

photo of person pouring water on a cup ケトル
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はじめに

コーヒーケトルは、ハンドドリップコーヒーを淹れる際に欠かせないアイテムです。お湯の注ぎ方によってコーヒーの味が大きく変わるため、自分に合ったケトルを選ぶことが重要です。

しかし、様々な種類のコーヒーケトルが販売されており、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、コーヒーケトルの選び方と使い方、おすすめ商品などを詳しくご紹介します。

コーヒーケトルの選び方

コーヒーケトルを選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。

1. 注ぎ口

コーヒーケトルの注ぎ口は、細長いもの、太いもの、鶴口型など、様々な形状のものがあります。

細長い注ぎ口は、お湯を細く注ぎやすく、繊細な pour-over ドリップに適しています。太い注ぎ口は、お湯を大量に注ぎやすく、フレンチプレスやネルドリップに適しています。鶴口型は、お湯を勢いよく注ぎやすく、沸騰したお湯を素早く注ぎたい場合に適しています。

2. 容量

コーヒーケトルの容量は、一般的には500ml~1.2L程度のものが多いです。

1~2杯分のコーヒーを淹れる場合は、500ml~700ml程度の容量のケトルがおすすめです。3~4杯分のコーヒーを淹れる場合は、800ml~1L程度の容量のケトルがおすすめです。

3. 素材

コーヒーケトルの素材は、ステンレス、銅、ホーロー、ガラスなど、様々なものがあります。

ステンレスは、錆びにくくお手入れがしやすいのが特徴です。銅は、熱伝導率が高く、お湯が沸騰しやすいのが特徴です。ホーローは、保温性が高く、お湯が冷めにくいのが特徴です。ガラスは、見た目が美しく、インテリアとしても楽しめるのが特徴です。

4. 機能

中には、温度調節機能や保温機能、タイマー機能など、様々な機能が付いたコーヒーケトルもあります。

自分のニーズに合った機能が付いているケトルを選ぶと、より便利に使用することができます。

おすすめのコーヒーケトル

1. ハリオ V60 ドリップケトル

ハリオのV60 ドリップケトルは、細長い注ぎ口と適度な容量で、pour-over ドリップに最適なコーヒーケトルです。

使い心地が良く、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

2. Brewista ケトル

Brewistaのケトルは、世界中のプロが愛用する大人気商品です。

繊細なコントロールができる機能性に加え、
豊富なカラーバリエーションはインテリアとしても素晴らしいです。

1℃単位の温度調整、お湯の出るスピード、お湯の量が繊細にコントロールできる反面、
扱いは大変難しく、ケトルがほんのすこし傾くだけで、注がれるお湯には角度がついてしまい、均一な抽出が難しくなってしまいます。

また、角度のついたお湯で不均一に抽出する姿はとても不格好ですので、高度なトレーニングが必要です。

3. Fellow ケトル

Fellowのケトルは、Brewistaのケトルと並び、バリスタに人気な商品です。

Brewistaケトルと同じく、
・豊富なカラーバリエーション
・1℃単位の温度調整
・繊細なコントロール
が魅力です。

Brewistaとの違いとしては、
お湯に角度がつきにくく、均一な抽出がしやすい点にあります。

また、電源部品が日本仕様になっているため、Brewistaと比べ故障しづらい点も優秀です。

コーヒーケトルの使い方

コーヒーケトルを使ってコーヒーを淹れる際には、以下の手順を参考にしてください。

  1. ケトルに水を入れ、沸騰させます。
  2. 沸騰したら、火を止めてお湯を少し冷まします。
  3. コーヒー粉にお湯を少量注ぎ、蒸らします。
  4. 蒸らしが終わったら、お湯を細くゆっくりと注ぎます。
  5. コーヒー粉全体にお湯が行き渡ったら、完成です。

コーヒーケトルで淹れる上達のコツ

コーヒーケトルで美味しくコーヒーを淹れるためには、ちょっとしたコツがあります。

1. 適切な温度のお湯を使う

コーヒーを淹れる際には、お湯の温度が重要です。一般的には、90℃~96℃のお湯が適温とされています。

お湯が熱すぎると、雑味が出て苦味のあるコーヒーになってしまいます。逆に、お湯が冷めすぎると、酸味が強くなり、コーヒー本来の味を引き出すことができなくなってしまいます。

2. お湯をゆっくりと注ぐ

お湯を注ぐときは、細くゆっくりと注ぐことが重要です。こうすることで、コーヒー粉全体にお湯が行き渡り、ムラなく抽出することができます。

お湯を勢いよく注ぐと、お湯が一部に集中してしまい、抽出ムラができやすくなります。

3. 蒸らしをしっかりする

蒸らしとは、コーヒー粉にお湯を少量注いで20~30秒ほど置いておくことです。こうすることで、コーヒー粉全体にお湯が行き渡り、香りが引き立ちます。

蒸らしが足りないと、香りが弱くなり、味も薄くなってしまいます。

4. 最後まで注ぎ切る

コーヒーを淹れる際には、最後までお湯を注ぎ切ることが重要です。こうすることで、コーヒー粉の成分を全て抽出することができます。

お湯を途中で止めてしまうと、コーヒー粉の底に残っている成分が抽出されず、もったいないことになってしまいます。

まとめ

コーヒーケトルは、ハンドドリップコーヒーを淹れる際に欠かせないアイテムです。

自分に合ったケトルを選び、正しい使い方をすれば、美味しいコーヒーを淹れることができます。

ぜひ、この機会にコーヒーケトルを使って、ハンドドリップコーヒーを楽しんでみてください。

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