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SCAJ2026とは|会期・入場料・招待券の使い方を解説

カッピング

日本最大級のスペシャルティコーヒーの国際展示会「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2026(SCAJ2026)」は、2026年10月14日(水)〜17日(土)、東京ビッグサイト 南展示棟1〜4ホールで開催されます。この記事では、公式サイトで公表されている開催概要と、初めて行く人が押さえておきたい前提を整理します。

※開催情報は2026年9月18日時点の公式発表にもとづきます。企画・出展者情報は順次更新されるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

1. SCAJ2026の開催概要(公式発表)

名称 SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2026(略称:SCAJ2026)
会期 南1〜2ホール:2026年10月14日(水)〜16日(金)10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
南3〜4ホール:2026年10月14日(水)〜17日(土)10:00〜17:00
会場 東京ビッグサイト 南展示棟1〜4ホール(東京都江東区有明3-11-1)
テーマ Brew the Future(コーヒーの未来を、共に創る)
主催 一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)
入場料 4日間共通/事前登録 2,000円・当日 3,000円(税込)。招待券を持っている場合は無料
規模(見込) 出展500社・750小間、4日間のべ95,000名、出展35カ国・地域

スケジュールを組むうえで最初に確認すべきなのは、ホールによって会期が1日違う点です。土曜日(10月17日)に開いているのは南3〜4ホールだけで、南1〜2ホールは金曜日までです。平日に動けず土曜しか行けない場合は、目的の出展者がどちらのホールにいるかを、公式の出展者一覧・会場MAPで先に確認しておく必要があります。

2. SCAJとは?

SCAJは、一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association of Japan)の略称であり、同協会が主催する国際展示会の名称としても使われています。生豆の生産者・輸入商社、ロースター、バリスタ、焙煎機や抽出機器のメーカーなど、コーヒーに関わる事業者が一堂に会する場で、製品・技術・情報の発信を通じて業界の発展と交流をつくることを目的に掲げています。

性格としては業界向けの商談展ですが、公式の案内では一般の来場も可能とされています。ただし入場は事前登録制で、登録は1人ずつ行う必要があり、団体登録は受け付けられていません。会場で交わされる言葉の多くは業界用語なので、行く前に基本的な用語をさらっておくと情報の拾い方が変わります(参考:知っておきたいコーヒー用語集)。

3. SCAJ2026の見どころ

2026年のテーマは「Brew the Future」。公式サイトでは出展者一覧・会場MAPとCoffee Villageの出展者一覧が公開され、イベント・セミナー、ニュープロダクツアワード、SDGsの取り組みといった企画情報が順次公開される構成になっています。「何を見るか」は会期直前にこの公式ページを確認するのが最も確実です。

展示の中身は毎年変わりますが、構成の骨格は安定しています。生豆・焙煎豆の商談ブース、焙煎機や抽出機器のメーカーブース、器具・消耗品のブース、そして競技会とセミナー。器具や焙煎機は、カタログのスペック表だけでは大きさ・質量・操作系の感触といった判断材料が埋まりません。実機が横並びで置かれる場は、そこを埋める用途に向いています。家庭用の範囲で焙煎に興味がある人なら、家庭用コーヒー焙煎機の比較で方式ごとの違いを整理してから見に行くと、見るべき点が絞れます。

4. 初めて行くなら押さえておきたい3つの前提

(1) 入場は事前登録制。招待券があっても登録は必要

公式の案内では、招待券を持っている場合も招待コードを入力した事前登録が必要とされています。登録後はマイページから入場バッジを表示・印刷し、会場に持参する流れです。入場バッジは会期4日間を通して有効で期間中は何度でも入場できますが、登録者本人のみ有効で、貸与・譲渡はできません。

(2) 入場料は事前登録のほうが安い

公式発表では4日間共通で事前登録2,000円、当日3,000円(税込)です。事前にオンライン決済まで済ませておけば、当日支払いカウンターに並ぶ必要がなくなります。なお決済後のキャンセル・返金は受け付けられていないため、日程が確定してから手続きするのが無難です。

(3) 会場内での勧誘・チラシ配布は禁止されている

公式の来場案内では、会場内で出展者や来場者にチラシを配布したり、勧誘・営業活動を行うことは禁止されています。ペットの同伴も不可です。自分の店やサービスの案内を持って回ろうと考えている場合は、この規定を前提に動き方を決める必要があります。

5. SCAJで学べること

展示会と併設のセミナー・競技会で扱われるテーマは、生産地の情報から精製方法、焙煎、抽出、店舗運営まで幅があります。とくに味の評価に関わる部分は、一度体系的な言葉で整理しておくと以後の学習効率が変わります。評価の基本動作であるカッピングについては、スラッピングのやり方と練習法や香りを感じとるトレーニングを先に読んでおくと、会場で出される言葉が具体的に聞こえてきます。

書籍で土台をつくってから現場の情報に触れる順番も有効です。目的別の選び方はコーヒー本のおすすめ5冊にまとめています。

6. SCAJが運営する資格・講座(コーヒーマイスターなど)

展示会と混同されがちですが、SCAJは資格認定制度も運営しています。代表的なのがコーヒーマイスターで、協会が開講する「コーヒーマイスター養成講座」を修了し、認定試験に合格すると認定されます。公式の案内によると、講座は春と秋に東京と関西で開催され(他地域は不定期開催)、認定資格の有効期間は3年間で、3年ごとの更新手続きが必要です。上位にあたる中級資格として、SCAJアドバンスド・コーヒーマイスターが2012年10月に開設されています。

「資格を取るか迷っている」段階なら、先に展示会で業界の全体像とセミナーの内容の幅を確認し、そのうえで講座を検討する順番には合理性があります。講座の開催時期・受講料・申込方法は期ごとに異なるため、協会の公式サイト(scaj.org)で該当期の案内を確認してください。

7. SCAJに参加するメリット

  • 業界のプロと交流できる: 国内外のコーヒー業界のプロフェッショナルと直接交流することで、新たな発見やビジネスチャンスにつながる可能性があります。
  • 器具・機器を横並びで比較できる: 出展企業のブースでは、最新のコーヒー豆や抽出器具、焙煎機などが同じ会場に並びます。カタログでは比べにくいサイズ感や操作系を、同じ日のうちに見比べられます。
  • 知識を体系で仕入れられる: セミナーやワークショップに参加することで、断片的に集めた知識を整理し直すことができます。

8. 招待券について

招待券は出展企業やコーヒー関係者、コーヒーショップなどを通じて配布されるもので、主催者が個別に請求を受け付けることはしていません。豆の購入特典として招待券を添えるショップもあるため、行くと決めているなら、普段使っているロースターの案内を早めに確認しておく価値はあります(通販で使える店はスペシャルティコーヒー豆 通販おすすめロースターにまとめています)。

ただし配布の有無・条件は年ごと・店ごとに変わるため、「必ず手に入る」前提で予定を組むのは避けたほうが安全です。招待券がなくても、事前登録2,000円(税込)で4日間入場できます。


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